
看板も下ろされたスバル開成店跡
私は今、スズキ スイフトに乗っていますが、その前は25年ほど、ずっとスバリストでした。
スバルファンのことをスバリストと言います。
特定のメーカーのファンに固有名詞がついているのは珍しく、私の知る限り、他はポルシェファナティックくらいです。
初代レガシィ ツーリングワゴンに始まり、「歴代最高のレガシィ」と評するスバルファンが多い4代目のツーリングワゴン、そしてスポーツカーのBRZです。レガシィはどちらも11年所有し、BRZは6年半でしたが、約14万㎞走りましたので、比較的長く1台と付き合うほうです。

初代レガシィツーリングワゴンと納車になった4代目の入れ替え時の写真
スバルを長く乗り継いだのには、クルマ自体がよかったこと、メーカーの姿勢が好きだったことの他に、ディーラーが近かったことが挙げられます。
自宅から歩いても10分かからないので、点検の時はクルマを置いてきて歩いて帰ってきていました。
そんなスバル開成店も、この4月に閉店となり、秦野店と都合されて新秦野店となりました。
が、HP等を見る限り新秦野店のスタッフの中に、私が見覚えのある開成店のスタッフはいらっしゃらないようです。
おそらくは小田原店にでも移動されたのでしょう。
このスバル開成店の他に、開成町からもう一軒、十文字橋のたもとにあったウエインズトヨタ神奈川の開成水辺公園店もなくなってしまいました。
これを単に自動車販売店の問題と片付けられるのでしょうか?
2月1日付の小田急電鉄ホームページにて開成駅の駅員配置時間の変更が発表されました。これまでは始発~終電までだった駅員の配置時間が、午前6:30~終電までとなりました。
駅には常に駅員がいるのが当たり前と思っていたのに、早朝1時間半とはいえ駅員不在となります。駅員の配置時間変更は既に20近くの駅で実施されていますが、急行停車駅となると2023年3月から実施の鶴巻温泉駅に続く2駅目です。
しかも開成駅はまだ急行停車駅となって5年しか経過していません。
コロナ禍があったとはいえ、思ったほど伸びない開成駅利用客数に、小田急電鉄が早くも見切りをつけたようにも思えます。
まちづくりは行政だけではできません。
どんなまちをつくりたいかのビジョンを示し、民間企業が投資をしたくなるような仕掛けが必要です。
今はまだ、自動車ディーラーだけの話しですが、他の企業にもそっぽを向かれないように、町は今後に期待の持てるプランやビジョンを示すべき時です。
奇しくも隣の松田町が駅前の再開発の完成年度を2029年と、発表した今、開成町も駅前通り線の開発状況を含めたまちづくりについて詳らかにすべきです。
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