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Peer pressure

同調圧力

最近よく耳にしますが、元々あまり感じません(笑)。

父の影響が大きいと思います。
父は衣料品店の店長(社長も親戚で一族経営でした)をしており、その父が、小学校へ
入学した私の体操服として用意したのはオレンジ色のシャツでした。
学校のマークなどはなく、各自衣料品店に行って好きなものを買ってくるような時代ですが、田舎でもあり体操服といえば真っ白のトレパン・トレシャツしかないような時代です。
その時に一人だけ長袖のポロシャツみたいなヒットユニオンのオレンジのシャツでした。
よっぽど運動神経でもよければ目立ってもいいのかもしれませんが、そんなことはありません。
脚は遅くはなかったですけど・・・


私はそのオレンジのシャツを何の躊躇もなく着てました。(写真を探しましたが、体育の授業の写真なんてあるはずがありません)
「他人と違う」ことに違和感を覚えることのない育ち方をしてきたと思います。
むしろ他人と同じは嫌だというタイプでした。(現在進行形です)

そういえば今から6~7年前、息子が就活の際

『みんな同じリクルートスーツで説明会や面接会場に向かうのは気持ち悪い』

と言いだして、いわゆるリクルートスーツではないものを買いに行きました。
私が選んだのは紺地に明るいブルーのペンシルストライプの入ったもので、そこにスカイブルーの無地のネクタイを合わせました。
シャツはセミワイドスプレッドにしました。


家内はいわゆるリクルートスーツでなくていいのかといってましたが、父子ともにそんなことで安心を得ようと思うようなタイプじゃありません。

じつは私も就活の面接で当時販売され始めたばかりの「男性用のファンデーション」を塗っていきました。
「今日は資生堂のギアのファンデーション塗ってきました」って自らアピールまでして(笑)

 

・・・30数年前の話です。

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